銚子市の風土・歴史・文化・産業

歴史・文化

 銚子半島に人が暮らし始めたのは、約1万5千〜2万3千年前くらいの旧石器時代といわれています。海に臨むこの地は、自然に恵まれ、数千年もの長い間狩猟と漁撈を中心とした生活が営まれたことが、粟島台遺跡や余山貝塚からの出土品などからもうかがわれます。

 近世に入ると、醤油醸造業、外川漁港の開港など、現在につながる銚子の産業が興ります。江戸〜銚子間の利根水運が開かれて以降は、漁業と醤油醸造が飛躍的にのび、江戸末期にはイワシの豊漁が続き、大漁祭が行われるようになりました。その祭のときに歌われたのが「大漁節」で、千葉県を代表する民謡の一つともなっています。

 また、源義経伝説が残る地としても全国的に有名です。源義経が、兄頼朝に追われ奥州に逃れる途中、一千騎を引き連れて洞窟にこもったと伝えられている千騎ケ岩、外川から船で奥州へ逃れた後、海べりに残された愛犬が義経を慕って7日7晩吠え続け、最後は岩になってしまったという犬岩や馬ふん池など、義経にまつわる伝説が数多く残されています。